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睡眠薬の後遺症について

 

睡眠薬は後遺症や副作用があるのでしょうか?

もしかしたら睡眠薬を飲みすぎると依存性がついて、止めようと思っても止められなくなると考えている人がいるかもしれません。また、睡眠薬を大量に飲むと、死に至るとイメージしているかもしれません。

しかし、現在の睡眠薬は後遺症や副作用は、ほとんどないと言われています。
睡眠薬の後遺障害が危険なのは、むしろ昔使われていたバルビタール系の薬剤です。

バルビツール系の睡眠薬は、耐性がつきやすいという特徴があったので、医師に内緒で、だんだん服用量を増やす患者さんがいたのです。その場合、いつのまにか致死量に達してしまい、死という、取り返しの付かない睡眠薬の後遺症に発展しがちでした。

また依存症がついて、やめられなくなるという睡眠薬の後遺症もあったのです。

ところが現在のベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、大脳辺縁系の興奮を鎮めることを主体とした不眠の治療薬。もともとは抗不安薬であり、精神安定剤の一種なので、効果がゆるやかで安全なのです。ある意味、アルコールや風邪薬よりも安全といわれているほどです。

健忘や持ち越し効果、夢遊病

もちろん、現在の睡眠薬でも後遺症や副作用はあります。
たとえば短時間型の薬では、飲んでから寝るまでの記憶がなくなることがあります。これを前向性健忘といいます。そのためハルシオンやアモバン、マイスリーといった即効性のある睡眠薬を飲んだら、30分以内に布団に入ることを指示されるはずです。

そのほかハルシオンなどの強力な睡眠薬は、翌朝の持ち越し効果という副作用はないのですが、夜中に目覚めてしまうという睡眠薬の後遺症があります。

問題なのは、このときに記憶がないことです。
いわゆる本人に記憶がない夢遊病の症状ですね。突然起きだして、車の運転をしたり、ものを食べたり、料理をしたりするそうです。車の運転をして、事故を起こした例もあります。

ただし医師の指示に従って不眠の治療薬を服用しているかぎりは、このような睡眠薬の後遺症や副作用は、あまりないと思われます。では、どういう人がこういった症状になるのかというと、長く常用している人とか、アルコールと一緒に飲んでいる人です。

睡眠薬とアルコールは、決して一緒に飲んではいけないと医師から止められているはずです。つまり、自分で招きよせた結果であり、自己責任の範ちゅうといえますね。

そのほか効き目が長いタイプの睡眠薬の場合、翌日に持ち越し効果という睡眠薬の後遺症や副作用が現れることが多くなります。筋肉に力が入らなかったり、ふらついて転倒したり、ぼんやりしたりなどです。とくに高齢者は、夜間トイレに行くときに、脱力して転倒すると、骨折につながる危険があるので、要注意です。

そのため医師は、高齢者には筋弛緩作用が少ないマイスリーやエバミール、ロラメット、リスミーあたりを処方します。デパスは抗うつ薬でもあり、筋弛緩作用が強いので要注意です。

睡眠薬と依存症

現在の睡眠薬は後遺症や副作用が少ないからといって、漫然と飲んでいると依存性が生じてきます。耐性もついてくるので、服用量を多くしがちにもなります。

依存性がついてくると、睡眠薬を手放せなくなり、最後には薬物依存性睡眠障害になる危険があります。無理に止めようとしても、離脱(禁断)症状が起きて、ひどい不眠症状が現れたりします。お酒と一緒ですね。

とくに短時間型の睡眠薬は、突然やめると反跳性不眠といって、服用前よりもひどい不眠が出現したりします。また退薬症状という睡眠薬の後遺症も出たりします。

そのため短時間型の睡眠薬に関しては、不眠が改善したからといって、自分の判断で急に服用をやめてはいけません。医師の指示に従いながら、徐々に服用を中止していくことが、睡眠薬の後遺症や副作用を起こさないためのコツです。

なお昔の薬と違って、現在の睡眠薬を自分勝手に大量服用しても、死には至りませんが、睡眠薬の後遺症が長く残ることがあります。こういったときは、胃の洗浄を行なったり、入院して点滴で対処することになります。

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